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12月16日-06号

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  1. 恵庭市議会 2019-12-16
    12月16日-06号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 元年  第4回 定例会          令和元年第4回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第6日目(令和元年12月16日) (午後 1時00分 開議) △開議宣告伊藤雅暢議長 ただいまの出席議員19名で、定足数に達しております。 ただいまから会議を開きます。 △日程の追加について ○伊藤雅暢議長 日程の追加について事務局長より報告させます。 水内事務局長。 ◎水内事務局長 私のほうから、日程の追加について報告いたします。 それでは、お手元に配付しました本日の日程について御報告を申し上げます。 本日までに提案されました案件は、審査報告3件、議案3件、意見案4件のほか、閉会中の各常任委員会議会運営委員会所管事務調査であります。 したがって、日程表のとおり、日程第28から日程第38までとし、順次御審議をいただきたいと思います。 私からは以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 日程の追加につきましては、日程表のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、日程表のとおり決定いたしました。 △審査報告第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第28 審査報告第1号総務文教常任委員会付託案件審査報告。 議案第3号恵庭行政財産使用料条例等の一部改正について、議案第15号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市立図書館恵庭市立図書館恵庭分館及び恵庭市立図書館島松分館)以上2件、一括の報告であります。 総務文教常任委員会委員長の報告を願います。 長谷委員長。 ◆長谷文子総務文教常任委員長 -登壇- 審査報告第1号総務文教常任委員会付託案件審査報告。 本定例会において付託された案件について、委員会は、審査の結果、次のとおり決定したので報告いたします。 令和元年12月16日。 総務文教常任委員会委員長 長谷文子。 恵庭市議会議長 伊藤雅暢様。 1、審査の結果。 (1)議案第3号恵庭行政財産使用料条例等の一部改正について。 (2)議案第15号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市立図書館恵庭市立図書館恵庭分館及び恵庭市立図書館島松分館)。 本各案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告いたします。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。 お諮りいたします。 本各案件には、討論の通告がありませんので、討論を省略して、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号、議案第15号は、委員長報告のとおり可決されました。 △審査報告第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第29 審査報告第2号厚生消防常任委員会付託案件審査報告。 議案第6号恵庭空家等の適正な管理に関する条例の制定について、議案第7号恵庭市墓地の設置及び管理条例の一部改正について、議案第13号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市福住憩の家)以上3件、一括の報告であります。 厚生消防常任委員会委員長の報告を願います。 武藤委員長。 ◆武藤光一厚生消防常任委員長 -登壇- 審査報告第2号厚生消防常任委員会付託案件審査報告。 本定例会において付託された案件について、委員会は審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 令和元年12月16日。 厚生消防常任委員会委員長 武藤光一。 恵庭市議会議長 伊藤雅暢様。 1、審査の結果。 (1)議案第6号恵庭空家等の適正な管理に関する条例の制定について。 (2)議案第7号恵庭市墓地の設置及び管理条例の一部改正について。 (3)議案第13号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市福住憩の家)。 本各案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告します。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。 お諮りいたします。 本各案件には、討論の通告がありませんので、討論を省略して、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号、議案第7号、議案第13号は、委員長報告のとおり可決されました。
    審査報告第3号 ○伊藤雅暢議長 日程第30 審査報告第3号経済建設常任委員会付託案件審査報告。 議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(ルルマップ自然公園ふれらんど)、陳情第7号南18号線の一部に歩道設置を求める陳情書、以上2件、一括の報告であります。経済建設常任委員会委員長の報告を願います。 柏野委員長。 ◆柏野大介経済建設常任委員長 -登壇- 審査報告第3号経済建設常任委員会付託案件審査報告。 第3回定例会及び本定例会において付託された案件について、委員会は審査の結果、次のとおり決定したので報告いたします。 令和元年12月16日。 経済建設常任委員会委員長 柏野大介。 恵庭市議会議長 伊藤雅暢様。 1、審査の結果。 (1)議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(ルルマップ自然公園ふれらんど)。 本案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告します。 (2)陳情第7号南18号線の一部に歩道設置を求める陳情書。 本案件は、さらに審査の必要があるため、閉会中の継続審査としたいので、承認を願います。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本各案件につきましては、分割して問題とし、採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認め、これより分割して問題とします。 初めに、議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(ルルマップ自然公園ふれらんど)を問題とします。 お諮りいたします。 本案に対しましては、討論の通告がなされておりますので、討論を行い、起立採決したいと思います。 これに、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認め、これより討論に入ります。 委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。 委員長報告に反対の議員の発言を許可します。 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) -登壇- 私は、ただいま報告されました議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(ルルマップ自然公園ふれらんど)について、3点の理由から反対をいたします。 まず、冒頭で申し上げたいのは、今回選定された事業者のこれまでの取り組みについては評価をするものであり、当該事業者に問題があるということではございません。 しかしながら、何よりも問題なのは、今回の指定管理者選定過程における非公募の決定が不透明であることです。 今回、提案説明の中では、条例上の根拠を示していますが、あくまでも原則は公募であり、合理的な理由がある場合には非公募にもできるという例外規定があるということの説明にすぎません。 公募を行わない理由に関しては、委員会での質疑に対して答弁がありましたが、1点目として、多様な施設があるので、施設の特性に応じたノウハウがあるということ、2点目が、施設が地域振興策なので、地元業者であるということ、3点目が、平成24年から運営しているという3点を理由にして、総合的に判断したということでございました。 また、前回、5年前にも公募を行っていないということですが、前回の資料や会議録などで議論があったのは、農業者との連携、市内企業の活用、小・中学校との連携などであり、今回、独占的に応募を認められた事業者でなければ、それらが達成できないという理由としては不十分です。 加えて、平成24年の開業当初は公募を行っていること、今年度の当初は、非公募とすることを決定していなかったととれる趣旨の答弁があり、いつの時点で誰が非公募を決定しているのかが不透明です。 第2に、地域振興策地元業者のとの関係です。 委員会の答弁では、副市長は施設の設置目的地域振興であることを強調されていましたが、それが理由になるならば、平成24年の開設時点から、その理由を明確にし、非公募としていなければいけなかったのではないでしょうか。しかし平成24年は公募をしています。 また、これまで恵庭では、道と川の駅についても、設置目的地域振興であるということで公募を行ってきておりませんでしたが、道と川の駅に関しては、今年度から公募で選ばれた事業者が管理を行っています。道と川の駅でできて、ふれらんどでできないのはなぜでしょうか。 他の指定管理施設でも、地元雇用などは行われておりますが、地元業者でなければできない地域振興とは何なのかを明確にしていかなければなりません。 第3に、これまでのモニタリングの結果などからは、他の指定管理を行っている事業者と比べ、特別に高い評価を得ているわけではないということです。そうした中で、非公募での選定を続け、経費もこっそりと増額になっているということは、指定管理者制度で求められている、指定手続における競争原理によって、公共施設管理の質の向上を図るという趣旨にそぐわないものです。 以上の理由から、議案第14号に反対するものですが、こうした問題点については、例えば札幌市は、指定管理者制度に関する運用のガイドラインの中で、非公募とする場合には、議会はもちろん、市民、事業者などに対する説明責任を十分に果たす必要があることを明確にし、非公募の場合には、経費の節減やサービスの向上に向けた誘因(インセンティブ)が働かないことから、別に非公募の場合の措置を定めています。 今後に向けては、非公募とする施設については、施設の設置条例の中で明確にしていくこと、そして非公募の場合の措置を明確にしていただくことを求め、反対の討論といたします。 ○伊藤雅暢議長 これをもちまして、討論を終了します。 これより起立採決に入ります。 本案を委員長報告のとおり決定することに、賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○伊藤雅暢議長 御着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第14号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、陳情第7号南18号線の一部に歩道設置を求める陳情書を問題とします。 委員長報告は、継続審査の承認を求めています。 お諮りいたします。 本案を委員長報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第7号は、委員長報告のとおり継続審査することに決定されました。 △議案第20号 ○伊藤雅暢議長 日程第31 議案第20号財産の取得についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 -登壇- 議案第20号財産の取得について御説明いたします。 議案書の1ページをご覧ください。 本案は、ごみ処理場で使用するブルドーザーの購入に当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決をいただきたく、提案するものであります。 事業の概要でありますが、ごみ処理場に搬入されたごみの敷きならし及び覆土作業に使用しているブルドーザー経年劣化に伴い、車両の更新を行うものであります。 それでは、取得の内容について御説明いたします。 取得する物件はブルドーザーで、契約金額は2,992万円、契約の相手方は、コマツカスタマーサポート株式会社北海道カンパニー札幌支店支店長山口幸彦であります。 取得の目的は、廃棄物の敷きならし及び覆土作業の実施のためで、契約の方法は、2者見積もり合わせによる随意契約であります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 △議案第21号 ○伊藤雅暢議長 日程第32 議案第21号令和元年度恵庭市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第21号令和元年度恵庭市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 12ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 このたびの補正は、特定防衛施設周辺整備調整交付金交付額決定市制施行50周年記念事業費の増額、平成30年度障害児入所給付費等負担金の精算に伴う返還、小学校給食センター蒸気ボイラー設備の改修、債務負担行為の追加、以上5項目にかかわる補正となっております。 なお、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業につきましては、説明欄に調整交付金事業と記載されております。 最初に、総務費無線放送施設管理費でありますが、防災行政無線更新整備事業費の確定により426万円を減額補正するものであります。 同じく、総務費市制施行50周年記念事業費でありますが、市制施行50周年記念パンフレットの作成により154万円を補正するものであります。 同じく、総務費特定防衛施設周辺整備調整交付金基金積立金でありますが、はしご付消防ポンプ車更新整備事業に充てる基金の増額により454万3,000円を補正するものであります。 同じく、総務費過年度過誤納還付金子ども家庭課)でありますが、平成30年度障害児入所給付費等負担金の精算に伴う返還により191万2,000円を補正するものであります。 次に、衛生費の恵浄殿改修事業費でありますが、恵浄殿改修事業費の確定により165万5,000円を減額補正するものであります。 次に、土木費道路橋梁維持補修事業費でありますが、ロータリー除雪車更新整備事業費の確定により333万6,000円を減額補正するものであります。 次に、教育費学校給食費でありますが、小学校給食センター蒸気ボイラー設備の改修により216万6,000円を補正するものであります。 同じく、教育費学校給食センター施設設備更新事業費でありますが、中学校給食センター食器類洗浄機電気設備の更新により439万2,000円を補正するものであります。 同じく、教育費ICT教育環境整備事業費電子黒板)でありますが、ICT教育環境整備事業費の確定により270万2,000円を減額補正するものであります。 同じく、教育費中学校パソコン教室機器更新整備事業費でありますが、中学校パソコン教室機器更新整備事業費の確定により561万4,000円を減額補正するものであります。 同じく、教育費市民会館施設整備事業費でありますが、市民会館備品の購入に伴い454万7,000円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、その他財源として154万円、一般財源としてマイナス7,000円を計上しております。 ここで、5ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計153万3,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ290億9,528万3,000円とするものであります。 次に、6ページの第2表債務負担行為補正について御説明申し上げます。 令和元年度市制施行50周年記念事業でございますが、令和2年度実施予定である市制施行50周年記念フォーラム運営委託に伴い410万円を債務負担行為に追加するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 △議案第22号 ○伊藤雅暢議長 日程第33 議案第22号恵庭市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 小橋議員。 ◆10番(小橋薫議員) -登壇- ただいま上程されました議案第22号恵庭市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 提案者は、恵庭市議会委員 小橋薫川股洋一早坂貴敏野沢宏紀武藤光一林謙治柏野大介であります。 このたびの条例改正は、恵庭市議会政務活動費の交付について、会派所属議員数の変更に伴い、交付された政務活動費の追加及び修正の交付をできるようにしようとするものです。 それでは、参考資料として添付しております新旧対照表をご覧ください。 初めに、第3条に変更の交付決定と交付についての規定を第3項として加えるものであります。 次に、第4条の所属議員数の異動に伴う調整について、第1項から所属議員数に異動が生じたときの精算の規定を削り、所属議員数が減少したときの返還についての規定を第4項として加え、所属議員数が増加したときの追加交付についての規定を第5項として加えるものであります。 また、附則でありますが、条例は、公布の日から施行しようとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 △意見案第9号 ○伊藤雅暢議長 日程第34 意見案第9号所得税法の寡婦(寡夫)控除の拡大を求める意見書を議題とします。 提案者の説明を願います。 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) -登壇- 意見案第9号所得税法の寡婦(寡夫)控除の拡大を求める意見書。 本事項の実現について地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいので議決を求めます。 提案者は、恵庭市議会議員 柏野大介、同じく川股洋一、同じく早坂貴敏、同じく野沢宏紀、同じく武藤光一、同じく林謙治であります。 案文の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。 寡婦(寡夫)控除は、配偶者と死別または離婚した後、再度結婚していない人で子どもを養育しているひとり親などに対し、一定の所得控除を適用する税制優遇制度です。 この寡婦(寡夫)控除は、当初から未婚のまま子どもを産み育てているひとり親世帯には適用されません。 寡婦(寡夫)控除が適用されない未婚のひとり親の場合、死別または離婚のひとり親と同収入であっても、課税される所得金額が最大35万円高くなるため、その分所得税が高くなります。また、寡婦(寡夫)控除が適用されないことによる影響は、来年度に始まる大学生の給付型奨学金の額に差が生じるなど、税負担以外にも及びます。 寡婦(寡夫)控除は、担税力(税金を負担する能力)の低い人の税負担を軽減する目的で設けられた制度です。ひとり親になった理由は担税力とは全く関係がなく、婚姻歴の有無で負担に差をつけることは、合理的な理由のない差別であり憲法違反だとして、日本弁護士連合会は未婚のひとり親にも控除が適用されるように寡婦(寡夫)の定義を変更するよう要望書を出しています。 民法の分野では、両親が結婚していたかどうかで子ども相続分に差をつける民法の規定は、法のもとの平等を定めた憲法に違反するとした最高裁判所大法廷の判断を受け、2013年に政府が提出した民法改正案が成立し、嫡出子と非嫡出子相続分が同等になりました。住民税については、今般の地方税法の改正により対象となりましたが、所得税についてはいまだに対象となっておらず、早急な改正が必要です。 よって、国においては下記の事項について実現されるよう要望します。 記、1、寡婦(寡夫)控除制度における未婚のひとり親に対する不公平をなくすため、寡婦(寡夫)控除を未婚のひとり親世帯まで拡大する法律改正を早期に実現すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。 令和元年12月16日。 北海道恵庭市議会。 衆議院議長参議院議長内閣総理大臣総務大臣財務大臣宛各通であります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、意見案第9号は原案のとおり可決されました。 △意見案第10号 ○伊藤雅暢議長 日程第35 意見案第10号「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書を議題とします。 提案者の説明を願います。 小橋議員。 ◆10番(小橋薫議員) -登壇- 意見案第10号「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書。 本事項の実現について地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいので議決を求めます。 令和元年12月16日提出。 恵庭市議会議員 小橋薫川股洋一早坂貴敏野沢宏紀武藤光一林謙治柏野大介。 案文の朗読をもって提案理由といたします。 本年8月、茨城県の常磐自動車道で、男性が執拗なあおり運転を受けて車を停止させられ、容疑者から顔を殴られるという事件が発生した。また、平成29年6月には、神奈川県内の東名高速道路において、あおり運転を受けて停止した車にトラックが追突し、夫婦が死亡している。 こうした事件・事故が相次ぐ中、あおり運転を初めとした極めて悪質・危険な運転に対しては、厳正な対処を望む国民の声が高まっている。 警視庁は、平成30年1月16日に通達を出し、道路交通法違反のみならず危険運転致死傷罪暴行罪等のあらゆる法令を駆使して、厳正な取り締まりに取り組んでいるが、いわゆるあおり運転に対する規定がなく、防止策の決め手とはなっていない、今後は、あおり運転厳罰化に向けた法改正の検討や、更新時講習などにおける教育のさらなる推進及び広報啓発活動の強化が求められるところである。 そこで、政府におかれては、今や社会問題化しているあおり運転の根絶に向け、安全・安心な交通社会を構築するため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記、1、あおり運転の規定を新たに設け、厳罰化については危険運転を行った場合のみでも、道路交通法上厳しく処罰される海外の事例なども参考としながら、実効性のある法改正となるよう、早急に検討を進めること。 2、運転免許更新時における講習については、これまでの交通教則による講習に加え、あおり運転等の危険性やその行為が禁止されていること及びその違反行為に対しては、取り締まりが行われることについての講習も行うこと。また、更新時講習に使用する教本や資料などに、これらの事項を記載すること。 3、広報啓発活動については、あおり運転等の行為が禁止されており、取り締まりの対象になることや、あおり運転を受けた場合の具体的な対処方法について、警察庁及び都道府県警察のホームページ・SNSや広報紙など、効果的に活用し周知に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。 令和元年12月16日。 北海道恵庭市議会。 内閣総理大臣、国家公安委員長宛各通。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、意見案第10号は原案のとおり可決されました。 △意見案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第36 意見案第11号スマート農業の実現による競争力強化の加速を求める意見書を議題とします。 提案者の説明を願います。 早坂議員。 ◆19番(早坂貴敏議員) -登壇- 意見案第11号スマート農業の実現による競争力強化の加速を求める意見書。 本事項の実現について地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいので議決を求めます。 令和元年12月16日提出。 提案者恵庭市議会議員 早坂貴敏野沢宏紀武藤光一林謙治柏野大介川股洋一。 案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。 農林水産業や食品産業の現場では、依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多く、省力化・人手の確保・負担の軽減が大きな課題となっている。 例えば機械化が難しいとされ、手作業でなければできない危険な作業やきつい作業が残されていたり、選果や弁当の製造・盛りつけなど多くの雇用労力に頼っているが、労働力の確保が困難であったり、1人当たりの作業面積の拡大といった点に改善が期待されている。 こうした状況を打破するため、政府は2022年度までにさまざまな現場で導入可能なスマート農業技術が開発され、農業者のスマート農業に関する相談体制が整うなど、スマート農業の本格的な現場実装を着実に進める環境を整えるため、農業新技術の現場実装推進プログラムに則した取り組みを進めようとしている。 これにより、農業現場を抱える農業従事者の減少や農業の生産性の向上といった課題に対応することが期待されるが、おのおのの施策が着実に現場において推進されなければならない。 そこで、農業新技術の現場実装推進プログラムが農業者だけでなく、企業、研究機関、行政機関など関係者を巻き込んで推進できるよう、下記の事項に取り組むことを求める。 記の1、農業経営の将来像を示し、先進的な農業経営の姿を地元の生産条件を加味し、営農類型をよく把握した上で提示すること。 記の2、技術ごとのロードマップを示し、実証、市販化、普及を農業者が求める技術やサービスとして提示できるよう、現場の意見を把握しながら推進すること。 記の3、技術実装は失敗と成功の不断の努力が必要であり、KPIを把握しつつも農業の特性に応じた中長期の実践を支援すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。 令和元年12月16日。 北海道恵庭市議会。 内閣総理大臣、農林水産大臣宛各通。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、意見案第11号は原案のとおり可決されました。 △意見案第12号 ○伊藤雅暢議長 日程第37 意見案第12号国会における憲法論議についての意見書を議題とします。 提案者の説明を願います。 小橋議員。 ◆10番(小橋薫議員) -登壇- 意見案第12号国会における憲法論議についての意見書。 本事項の実現について地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいので議決を求めます。 令和元年12月16日提出。 恵庭市議会議員 小橋薫川股洋一早坂貴敏野沢宏紀林謙治。 案文の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基本原則とする日本国憲法は、昭和22年5月3日の施行以来、国民の福祉、国家の発展に大きな役割を果たしてきた。 一方で、憲法施行当時と比較して、我が国を取り巻く国内外の諸情勢は大きく変化しているものの、今日に至るまでの70年を超える間、一度も改正が行われていない。 このような状況の中、我が国においては、平成19年に日本国憲法の改正手続に関する法律が成立し、これに伴い衆参両院に憲法改正原案等を審査する憲法審査会が設置され、憲法第96条に定める改正のための国民投票が可能となったところではあるが、国民による議論が進展しているとは言いがたい状況にある。 新しい時代にふさわしい国家のあり方を構想し、主権者である国民において幅広く議論をされるよう努めることは、憲法改正の発議権を有し、国権の最高機関として国民から国政を負託されている国会の責務である。 よって、国においては日本国憲法について国民の広範な理解が得られるよう、国会の憲法審査会で丁寧な議論を進めるよう求める。 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。 令和元年12月16日。 北海道恵庭市議会。 衆議院議長参議院議長内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣宛各通。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 武藤議員。 ◆7番(武藤光一議員) 1点質問させていただきます。 日本国憲法は、国民の福祉、国家の発展に大きな役割を果たして参りました。1976年、軍事費、防衛費はGDPの1%以内と閣議決定され抑制されてきたことが、国民の福祉の向上、日本経済の発展に大きく寄与して参りました。 意見案は、国内外の諸情勢が大きく変化しているとし、情勢の変化で日本国憲法が国民の福祉、国家の発展に大きな役割が果たせなくなったということでしょうか。 もし、そうであれば、どう情勢が変化して役割を果たせなくなったのかお伺いいたします。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 川股議員。 ◆11番(川股洋一議員) それでは、武藤議員の質疑にお答えいたします。 日本国憲法は、昭和22年5月3日の施行以来、今日に至るまで70年を超えるこの間、一度も改正が行われていないと、意見書のとおりでございます。またこの間、国内・国外の情勢は大きく変化してきていることは言うまでもありません。 今回、このように意見書を契機にお互いに議論できる機会を設けることができたことに、心から感謝申し上げます。このような議論を含め、国民の意見をよく聞き、憲法審査会を開催していただきたいとの趣旨の意見書でございますので、御理解をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 よろしいですか。ほかにございますか。 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) 何点かお伺いをしたいと思います。 まず、地方自治法99条に基づく意見書ということでございまして、地方自治法第99条は、普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会または関係行政庁に提出することができるという定めでございます。 この意見書がいうところの、その恵庭市にとっての公益というのはどこにあるのか、お伺いしたいと思います。 2点目ですが、国民による憲法の議論が進展しないということが、案文の中で御説明をいただいたところでございますが、なぜ、国民による憲法の議論が進展しないというふうにお考えなのか、伺いたいと思います。2点目です。 3点目ですが、その憲法、余りあれかもしれないですけれども、憲法の中では99条で、全ての公務員は憲法尊重擁護義務を負うということになっておりますが、この意見書自体が、その憲法尊重擁護義務に対して反しているんではないかというふうに思いますが、その点についての御見解を伺いたいと思います。 4点目ですが、ここで言ってるのは論議というところで、何をどう具体的に変えたいのかがよくわからないんですけども、その提案者の方、5名、名前がありますが、憲法の何を変えたいというふうに考えられてこの意見書を提出されているのか、伺いたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 4点ですね。 答弁願います。 川股議員。 ◆11番(川股洋一議員) それでは、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。 まず一つ目、地方自治法99条に基づく意見書、恵庭市にとっての公益は何であるかということでございますけども、憲法を検討していく、考えていくことそのもの自体が、日本国民、恵庭市民、北海道民、そういったものが最も守るべきルールの議論をしていくということでございますので、そのこと自体、公益に資すると考えております。 二つ目、国民における憲法議論が進展しない理由と、意見書の中に記述がありましたけども、その理由についてお伺いいたしていただきました。 国会の合意形成、すなわち憲法96条の衆参の3分の2の憲法改正発議に至る合意ができていなかったものであると考えております。 次、三つ目、憲法99条、全ての公務員は憲法尊重擁護義務を負う、この意見書自体が尊重擁護義務違反ではないかという御質疑でございました。 憲法99条の中では、地方議員を含む公務員に憲法の尊重義務を義務づけておりますが、改正の議論を否定することはできず、さらに憲法改正の手続自体も、憲法96条で定めていることを考えると、現在の憲法を一切変えられない、さらには憲法を変えれる議論さえできないということではないと思っております。当然、国民の各階層での活発な議論がなされるべきであり、地方議員もその中で論ずるに何も疑問はないと考えています。 四つ目、憲法の何を変えたいのかという御質疑でございました。 憲法の何を変えたいのかということも含め、憲法審査会を開催し、国民の広い理解を得られるよう、憲法審査会で丁寧な議論を進めていただけるように求めている意見書であることを御理解願いたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) 再度、質疑したいと思いますが、その憲法を考えていくこと、ルールを議論すること自体が公益ということで、だから結局のところ具体的なその公益というところが、よくわからないんですよね。 一方で、その最後のところでは、4点目に伺った話では、憲法の何を変えたいかということではなくて、幅広い理解を得られるような議論ということで、結局その議論をしないことが問題であって不都合であるというふうに言っている一方で、何をという具体的なものはないわけですよね。 だから、そこで考えるとその99条が求めている意見書、その具体的な公益があって、それを改善・変更するために自治体議会として出していく意見書というところとはそぐわない、その外形的な要件に合致をしていないものだというふうに思いますけれども、再度、そこについての考えを伺いたいと思います。 2点目ですが、その憲法の議論が進展しない理由は、96条の衆参の発議に至る合意ができていないから進展しないというお話でございました。 地方議会も含めてなんですけども、結局のところは、その何が必要かというところではなくて、その改憲自体が目的になって、それをこういうふうに数で推し進めていくという手法が、国民の理解を深めないことになってしまっているのではないかというふうに思うんですけれども、もし、違う御見解でしたら伺いたいというふうに思います。 その憲法尊重擁護義務に関しては、それ議論すらできないということではないというお話でございました。 確かに国会においては、国会自体が憲法で発議権を規定されているわけですから、そういった議論自体が否定されているものではない部分もあると思いますが、一方で地方議会においてはそういった規定の手続がないわけですから、全ての公務員というところで、なかなかその御答弁は苦しいのではないかというふうに思っております。その点について、再度、御所見を伺いたいと思います。 最後のところで、憲法の何を変えたいのかというところに関しては、その提案者の5名の方でもそれぞれ見解が違うんではないかと思うんですけども、ぜひ、ほかの方の御見解も伺ってみたいなということを申し上げまして、質疑とさせていただきたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 川股議員。 ◆11番(川股洋一議員) それでは、私のほうから最後のことを含めないでお話ししたいと思います。 このことについては、今回の意見書は、あくまでも憲法を変えてくださいと言っているものではなく、戦後70年たって、いまだ一度も改正されたことない憲法について、国民の立場から、そして一議員の立場からもしっかり考えていくために、憲法審査会を開いていただきたいと願っている意見書でございます。その内容も含めて、審査会にお任せする。それでその中では、しっかり国民の意見を幅広く聞く、有識者の意見をしっかり聞いていくと、そういったことからスタートするのではないかということからの意見書でありますので、しっかりそういった部分、御理解いただきたいと思います。 それと、見解の相違は種々あろうかと思いますけども、こういった議論ができること自体、大変喜んでおります。先ほど、武藤議員の質疑に対してもお答えさせていただきましたが、これがスタートだと思っておりますので、よろしく御協力お願いいたします。 私のほうからは以上です。 ○伊藤雅暢議長 よろしいですか。 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) いや、そういうお話なんですけども、ただその憲法審査会でのあり方に関しては、例えばその衆議院の憲法審査会においては、今回も海外の情勢を見た後で自由討議が行われているということや、そのさまざま手続はあるわけですよね。全く何も機能していないということではなくて、そういう手続が行われている中で、いわゆる部外者である我々が、その審査会のあり方に対してどこまで意見を言うべきかというところで、私は、この意見書については非常に強い違和感を感じているところであります。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁求めますか。 ◆15番(柏野大介議員) お持ちでしたらどうぞ。 ○伊藤雅暢議長 川股議員。 ◆11番(川股洋一議員) 先ほど、見解の相違という言葉も私のほうから言わせていただきましたけども、柏野議員柏野議員独自の意見があると思います。 ただ、我々国民、市民、そして我々は市民の代表の地方議員、そういった地方から声を出すことも大切であると思いますし、それが、先ほども言いましたけども、よりよい日本国をつくっていくための憲法を再度、審査会でいろいろ考えていただく機会を生むことであると信じておりますので、この意見書をしっかり審議お願いしたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ほかに質疑ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、起立採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認め、これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○伊藤雅暢議長 御着席ください。 起立多数であります。 したがって、意見案第12号は、原案のとおり可決されました。 △閉会中の各常任委員会議会運営委員会所管事務調査について ○伊藤雅暢議長 日程第38 閉会中の各常任委員会議会運営委員会所管事務調査についてを議題とします。 お諮りいたします。 各委員会から、別紙のとおり、閉会中審査したい旨の申し出があります。これを承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認め、これを承認しました。 △閉会宣告 ○伊藤雅暢議長 これをもちまして、本定例会に付議された案件は全て議了しました。 令和元年第4回定例会を閉会します。 △市長あいさつ ○伊藤雅暢議長 なお、原田市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 原田市長。 ◎原田市長 議長の特段のお計らいをいただきまして、発言の機会をいただきましたので、年末に当たり一言御挨拶を申し上げます。 このたびの第4回市議会定例会は、去る11月28日の開会以来19日間にわたり、多くの重要案件について御審議をいただきました。議員の皆様には本会議、各常任委員会におきまして、それぞれ活発な御審議を尽くされましたことに、心から敬意を表する次第であります。 また、改めてこの1年を振り返り、議員の皆様には真摯な議論を重ねていただき、住民福祉の充実、安全・安心、さらには地域経済の振興など、活力ある元気なまちづくりに御尽力を賜りましたことに、改めて感謝を申し上げる次第であります。 さて、今年は5月に平成から令和へと元号が変わり、新たな時代への幕あけの年となりました。その新時代の幕あけとなる年に、本市においては、全国的に人口減少が進む中、9月の末には人口が7万人に達したところであります。もとより人口増加だけがまちづくりの指標ではありませんが、市民の増加は、まちの活力を生み出す上で大きな励みになるものであり、本市がわずかながらではありますが、人口増加を続け7万人を達成できたのも、今日までの長きにわたる先人たちの厚い郷土愛と、さまざまな分野において多大なる御貢献と御支援をいただきました皆様や、市政の推進に御努力された市議会の皆様の御尽力のたまものであり、心から敬意を表するとともに深く感謝申し上げる次第であります。 今年も全国的に大きな自然災害に見舞われた年となりました。千葉県を中心に、甚大な被害をもたらした台風15号、東日本の広範囲にわたり多くの犠牲者を出した台風第19号と、無念にもお亡くなりになられました方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、改めて被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げる次第であります。一日も早い復興を願うところであります。 本市におきましても、市民の安全・安心を守るべく、災害対応力の向上に向けた取り組みを行うなど、引き続き激甚化する自然災害に対し、災害対応力の向上に努めて参ります。 市政におきましては、地方創生の柱であるまちづくり拠点整備事業が着実に進捗しており、昨年度は緑と語らいの広場、複合施設えにあすのオープン、松園地区住宅地スマートタウンふれる恵み野の造成に続き、今年度は戸磯南工業団地の整備に着手し、既に2社が工場の建設を行うこととして契約を終えたところであります。 道・川の駅花ロードえにわを核とした花の拠点整備事業では、7月に農畜産物直売所かのなを、9月にガーデンエリアの整備に着手したほか、10月にはセンターハウス改修事業者を決定し、仮称花の拠点の令和2年中の供用開始に向け、取り組んで参ります。 また、整備後の令和4年夏に、仮称花の拠点をメーン会場とした国内最大級の花と緑の祭典、全国都市緑化フェアを北海道との共同開催により、誘致活動を進めることといたしました。今後、花のまち恵庭を全国にPRする絶好の機会と捉え、誘致に向け準備を進めて参ります。 次に、都市間交流事業についてでありますが、本市と山口県和木町が姉妹都市締結40周年を迎え、10月に和木町での記念式典に、市議会議長や恵庭市山口県人会などの方々とともに出席して参りました。今後も40周年をさらなる契機として、それぞれが豊かで住みよい地域社会をつくるため、恵庭市と和木町の交流がより一層促進されますよう友好親善と相互理解に努めて参ります。 来年、私たちが暮らす恵庭市は、昭和45年11月の市制施行から50年という大きな節目を迎えます。既に、プレイベントとして陸上自衛隊中央音楽隊の定期演奏会を招致するなど、各種記念事業の開催に向けた取り組みを進めており、市民の皆様とともにお祝いをしていく中で、これまで本市が歩んできた歴史を振り返り、恵庭市のさらなる飛躍・発展につなげて参りたいと考えております。 私たちのまち恵庭は、すぐれた地域資源にあふれる大きな可能性を持ったまちであります。恵庭の魅力を市内外にアピールするとともに、都市の活力と田園の安らぎが共存するガーデンシティを目指し、市民の信頼を大切にするというまちづくりの基本を忘れることなく市政運営に努めて参りますので、引き続き議員の皆様におかれましては、一層の御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 令和元年も残すところあとわずかとなりました。市民の皆様、議員の皆様にとりましては、迎える令和2年がすばらしい年となりますよう御祈念申し上げまして、第4回市議会定例会の閉会に当たり、御挨拶とさせていただきます。1年間ありがとうございました。 △議長あいさつ ○伊藤雅暢議長 第4回定例会の閉会に当たりまして、私から一言御挨拶を申し上げたいと存じます。 ただいま市長が申し上げたところにもございましたが、本年、本市の人口が9月末には7万人に達成いたしました。このことは、全国的に地方都市の人口減少が進む中にあって、本市が掲げた施策を、市民とともに着実に進めてきた成果が実を結んだことが大きな要因の一つであると考えております。 私ども議員は、地方議会の責任の重みを感じ、市民の信頼と期待に応えられるよう、これまでにも増して研さんに努め、新たな決意を持って進まなければならないものと考えております。 議員各位には、この1年間、市民の代表としてその重責を全うされ、本市の発展と市民の福祉増進のために多大な御尽力をいただきましたことに対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。 本年も残りわずかとなりました。市民の皆様、議員、理事者及び参与席の皆様、職員皆様におかれましては健康に御留意され、御家族おそろいで御多幸な新年を迎えられますよう御祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。大変お疲れさまでした。 以上をもちまして、第4回定例会を終了いたします。 大変御苦労さまでした。       (午後 2時04分閉会)...